一つ一つ丁寧に

昨日の夜ご飯の時に、ご飯を右側に置いていた娘に左側に置くように伝えると、「学校ではこうやってるもん」と言って聞こうとしませんでした。

 

そんなはずはない、小さい頃からご飯は左、お味噌汁は右、と言われて育った私は、聞こうとしない娘に苛立ちながら、どっちが正しいかネットで調べました。

 

正解が分かり、娘にいじわるく自分の正解を伝え…自分の正しさを証明したかった自分に気付き、正解は分かったけど、こんな気持ちで正解を伝えたくないなと思いました。

 

「どっちでもいいね、ごめんね。」

「ただ大きくなった時にマナーが身に付いてないと、どんな家で育ったんだろう、ってまわりに言われちゃうから…」とこぼすと、娘は「そんなの気にしないもん」と言って、さっきまで強ばっていた顔が緩んでいました。

 

このやり取りで、私の正しさを主張することや、人目を気にしていること、自分の状況をまわりの環境のせいにしていること、など色んなものが炙り出されました。

 

まだモヤモヤとして心の整理はできていませんが、一つ一つ丁寧に向き合っていきたいと思います。