一人暮らしをしていた頃から10以上使っていたドライヤーが壊れてしまいました。
このドライヤーはその当時叔母が私にプレゼントしてくれたもので、色んな機能がついており、ちょっと大きめで、それと逆のものを求めていた私は叔母に「こんなの好きじゃない!」と反発して、叔母を悲しませてしまいました。
きっとドライヤーも悲しんでいたんだろうと思います。
数日してから、叔母にごめんなさいの気持ちを伝えて、ドライヤーにも伝えて、今まで一緒に過ごしてきました。
そんなドライヤーが壊れて、当時を思い出し、叔母に電話をすると、「あ~そうだったね~覚えてるよ」と笑って返事をしてくれました。
その当時の私を責めることもなく、自分の悲しさを語ることもなく、そうだったねと言ってくれた叔母の姿に、私も過去の感情にとらわれ過ぎるのをやめようと思いました。
叔母がどんな私も許してくれている、私はたくさんの人に許されて生きてきているんだと知りました。
私も人を許していこうと思います。
あの時の怒り、あの時の悲しさや悔しさを思い出し、その感情に浸ったり、その人を許せないでいることは、今を生きることから遠ざけることになるし、自分も心地よくないし。
感じたことに寄り添い、自分を癒したら、あとはサヨナラしよう。
春分を迎える春の風にのせて、過去の感情にとらわれすぎることを手放していきます。
今朝の公園はもう春のぽかぽか陽気で、まだタートルネックを着ている私にそろそろ衣替えですよ~と教えてくれました。
洋服も心も気持ちよく衣替えしていきます♪