春霞と私

今朝の景色がとても心に残ったので、今日2回目の日記です。

 

朝起きて、夜明け前の空を見ようと窓を開けると、いつになくモワ~ッと水分をたくさん含んだ温かい空気を感じてベランダに出ました。

 

空がまだらな墨色の中に赤色や青色を少しずつ含み、少し遠くの方を見ると霧が立ち込めて、いつも見える団地の建物が姿を消し、でも建物の各階の通路を照らす灯りが霧をかき分けて私のところに届いていました。

 

その景色を何とも表現しにくいのだけど、きれいだなぁ、でもなく、なんだか安心する、という心地よさがありました。

 

これを春霞というのかな、と最近覚えたばかりの言葉を肌で体験していることも嬉しく、しばらく眺めていました。

 

しばらく見ていると、その霧をかき分けて届く灯りが自分の本当のきもちのようだなと感じていました。

 

自分の本当のきもちは霧に隠れそうになることもあるけれど、ちゃんと心の奥のほうにあって、とても輝いていて、その奥にあるきもちに気付いてもらうことを待っているようだなと思いました。

 

そんなことを感じながら、今朝の瞑想をして、いつものように頭のおしゃべりはありましたが、でもなんだか安心感に包まれた時間となりました。

 

まだまだ気付いてほしいと待っている私の本当のきもちに、これからも寄り添うことを続いていきたいと思います。