娘はピアノの練習が嫌いなのだとずっと思っていました。
娘本人もそう言ってたのですが、今は自ら進んでピアノの前に座って弾いています。
それはピアノ教室の課題曲のこともありますが、ほとんどがYouTube動画で自分の弾きたい曲を選んで真似して弾いたり、楽譜も何もない自分オリジナルの曲を弾いてみたり、自分の弾きたい時に、弾きたい曲を、その時の気分で弾きます。
少し前の私はそんな娘に対して不満で、ピアノ教室の教材や発表会の課題曲を弾くべき、もっと真面目に弾いてほしいとぶつかってばかりいました。
仕方なく私の言う通りにしようと課題曲を弾く娘の姿は、辛そうで、ピアノを弾くことを全然楽しんでおらず、集中力もすぐ途切れて5分ももたないことがほとんどでした。
ある時、娘が私に「練習は嫌い、でもピアノを弾くことは好き、楽しい。」と伝えてくれた時に、私の中にある何かがふっきれました。
それでいいじゃない、好きなんだから。と。
型にはまったような練習をしなくても、先生が「上手になったね、たくさん家で練習してきたね。」と言ってくれなくても、発表会で立派な演奏ができなくても、好きなら、それで楽しいなら、それが一番だよね、と思うようになりました。
それから娘が気ままに弾く様子をただ見守ることを続けていると、それまで感じていなかった娘の楽しそうな様子がピアノの音を通して伝わってくるのを感じるようになりました。
今日も娘が気まぐれに弾くピアノの音が家の中に心地よく響いています。
誰かに認めてもらうために自分に無理をさせないことを教えてくれた娘に感謝です。
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