昨日の夜、寝室に行く前に娘がしくしくと泣いていました。
どうしたのかと尋ねると、娘は「いさじぃじと会いたかった。顔を見たかった。お話ししたかった。あったかいいさじぃじと会いたかった。どうして子供は会わせてくれないの！」と声を震わせて答えました。
それからしばらく泣き続け、そばにいた息子も一緒に泣き、私はただうんうんと２人の肩を寄せて背中を撫でていました。
そしてしばらくすると、「いさじぃじが大丈夫だよって言ってくれた」「いさじぃじはもうここにはいないけど、同じ心と同じ声でどこかにいてくれてるよね」とすすり泣きを続けながら娘が言いました。
「そうだね、いてくれてるね。」と3人で肩を寄せて、3人でそうあることを信じました。
娘は前からそうでしたが、夜になると死んだ後のことを考えて怖くなり眠れなくなることがあり、祖父の死を経験してからもそんな夜がありましたが、昨日は祖父の声を聴いて安心したのか、ベッドに行くとすぐに眠りについていました。
私は父の死の知らせを受けた時に、「怖い。まだ会いたくない。気持ちの整理ができてない。」と泣きじゃくった娘の姿を思い出し、昨日の出来事に娘の気持ちの変化を感じました。
これからも娘が安心して生きられるように温かく見守っていきたいと思います。
安心感を与えてくれた父の声に感謝をこめて。
みんなが安心して生きられますように。
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