6歳の娘、ピアノを始めて1年少し、家では全く練習しない。
以前はその姿に頭を悩ませ注意したり、怒りをぶつけることもあったけれど、もう諦めた。
親に言われてやっても全然集中しないし、楽しくなさそう。私も苦しい。
でも先生とのレッスンの時間が楽しい、という娘の意思を尊重してピアノを続けている。
そんな娘が今度大きな舞台で発表することになった。参加の意思を決めたのは娘。
課題曲2曲を弾けるようになるまではがんばって練習したけれど、その後は練習せずミスタッチが多くなっている。
やると決めて挑んだのだから、自分の言葉に責任持って練習しなさい、ときつい言葉をかける私。
発表会まであと数日、ピアノより公園で遊ぶことに夢中な娘。
発表会があるから、とか、やると決めたんだから、とか、そんなことさえもどうでもよく、今やりたいことをやるのがいいのだろうか。
今やりたいを最優先する娘の姿を見て感じる。
私もあと少しでチネイザンの最終試験を控えている。そこにばかり気持ちを向けず、今に集中することがいいのかもしれない。